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【徹底解説】フィリピンで流行するデング熱の予防方法!これで怖くない!

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フィリピンでは毎年話題になるデング熱、年間10万~20万人ほどが発症をしています。2019年は7月20日までで146,000人が発症し、うち662人が死亡したそうです。

とこれだけ聞くと恐怖に感じる人もいるかもしれませんが、デング熱は正しく理解することで予防ができますし基本的には治癒する病気なので必要以上に怖がる病気ではありません。

そこでこの記事ではデング熱について詳しく説明し、予防法、発症した場合の対処法などについて説明していきます。

これを読めばデング熱への不安もきっと減るはずです!

フィリピンで大流行してる、デング熱ってどういう病気?

デング熱は、デングウイルスを持った蚊に刺されることで体内にウィルスが侵入し発症する病気です。

ウィルスが体内に入ってから発症するまでの期間(潜伏期間)は3~7日ほどで長い場合は2週間ほどと言われています。

ただし、デングウイルスを媒介する蚊に刺された場合でも発症率はおよそ30%と言われています。

つまり!デングウイルスを持った蚊に刺されても3人のうち2人はデング熱を発症せず何事もなく終わります!

ちなみにデングウイルスを媒介する蚊の数は1000匹中に数匹で、その割合いは0.01%以下です。

つまり!100匹の蚊に刺されてようやくデングウイルスを持ってる蚊に出会えるかどうかなんです!

デング熱を発症するとどうなる?

デング熱を発症するとまずその名の通り発熱をします。高いときは40℃くらいまであがります。

また眼の奥の痛み、嘔吐、リンパ節の腫脹、発疹などの症状が起こると言われており、これら2つ以上の症状がある場合に感染を疑う必要があります。

熱は上下するので一度下がってから数時間後に上昇するということがあります。熱が一度下がってまた上がってくる場合もデング熱の疑いありです。

デング熱の重症化

デング熱は、重症化するとデング出血熱となります。しかし、重症化する割合いはわずか1%~5%。

ほとんどの場合は重症化する前に治癒します。

デング出血熱になった場合は皮膚の赤い斑点、鼻や歯茎の出血、吐血、黒い便、呼吸困難等の症状が現れます。合併症による死亡のリスクもありますが、治療をすれば死亡する確率は1%未満になります。

まとめると…

・デングウイルスを媒介する蚊は100匹に1匹未満
・その1匹に刺されたうちデング熱を発症するのは30%
・重症化するのは発症した人のうち5%未満
・重症化しても治療すれば致死率は1%未満

つまり全然怖くないじゃん!

では、なぜフィリピンでは大流行して多くの人が亡くなってるのか?

これは貧しい人たちが常に蚊に刺されやすい環境にいてデング熱を発症し、きちんと治療できずに亡くなっているからだといわれてれいます。

デング熱の予防方法!たった2つだけ!

デング熱には残念ながら予防接種がありません。そこでできる予防方法は2つです!

身体を健康に保ち免疫力を維持

身体が健康で免疫力が高く保たれていればデング熱を発症しにくくなります。

逆にそうでない場合は免疫力が弱くなり感染症を発症しやすくなります。

特に注意しないといけないのは睡眠不足、栄養不足、脱水状態です。

さきほど説明したようにデングウィルスが体内に侵入しても発症するのは30%だけです。考え方によっては身体が弱っている30%の人がデング熱を発症してるとも言えます。

つまり睡眠をしっかりとり、食事をしっかりとり、水分をしっかりとって身体を健康に保っていればデング熱はそうそう発症しないということです。

蚊に刺されないようにする

2つ目はあたり前ですがなるべく蚊にさされないように虫除けなどの対策をすることです。

虫除けはデイートという虫除け成分が多く配合されているものが大事で、おすすめは「サラテクトミスト リッチリッチ30」です。

市販の虫除けの中では最もデイートを多く含んでいます。

 

あとはなるべく長袖長ズボンを着ると良いです。

ちなみにデングウイルスは溜まった汚水が要因と言われており、都市部の方がウィルスを媒介する蚊が多くいます。

逆に地方農村は例え蚊が多くてもデングウイルスを媒介する蚊の数はぐっと減ります。

都市部では特に虫対策をしっかりしましょう!

デング熱発症時の注意と治療法

デング熱には特効薬はないので主に水分補給や解熱剤の投与等の対症療法が中心となります。(それで治るから現地では大したことな病気と見られています。)

ただしアスピリン系の解熱鎮痛剤(バファリン、ロキソニンS、セデスなど)はデング熱の重症化を助長させます!!

フィリピンや東南アジアで発熱した場合はアスピリン系の解熱鎮痛剤(バファリンやロキソニンSなど)の使用は控えましょう!

逆にアセトアミノフェンの使用は問題ありません。日本の市販薬でいうとパブロンSなどがおすすめです。

 

またデング熱の疑いがある場合(発熱に加え眼の奥の痛み、嘔吐、リンパ節の腫脹、発疹など)は早急に病院へ行きましょう。

デング熱に発症すると血小板の値が著しく減少するので血液検査でデング熱かどうか調べることができます。

発症した場合も薬の投与をし、食事や水分を取り安静していれば基本的には治癒します。

症状がひどく食事をとれない場合は点滴(英語でVI)を入れてもらうのもひとつです。点滴を入れれば身体はすぐに元気になってデング熱からも回復しやすくなります。

ということでデング熱に関してでした。

おそらくちゃんと予防あるいは治療すれば怖くないということがわかったと思います。

情報参照
・厚生労働省検疫所FORTH
・感染症予防接種ナビ







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