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いしいたけしのブログ

NPOと企業はなにが違う?それともほとんど同じ?

投稿日:2019年8月15日 更新日:

こんにちは、フィリピンで活動するNPO法人Home for Hopeの代表をしています。いしいたけし@kuya_takeshiです。

NPOとは非営利組織のことで「利益を求めない、職員は無給。」と思われがちですが、そんなことはありません。

非営利とは経済的利益を一番の目的としないだけでお金を稼ぐことも職員に給料を払うこともできます。

NPOも、事業をやってお金を稼ぐのでそこにのおいては企業と同じです。

では「NPO法人」と「営利企業」はなにが違うのか?

組織の在り方や特色について自身の経験から違いを紹介していきます。

社会課題の解決を最優先するNPO、経済的利益を追求する企業

NPOは多くの場合、ミッション(事業目的や使命)やビジョン(目指す社会)をかかげて活動しています。それには例えば下記のようものがあります。

「どんな場所でも、誰であっても、健康で幸せに暮らすことができる社会をめざします。」認定NPO法人HANDSビジョンより

NPOはこのようにミッションやビジョンを持ち社会課題の解決に取り組むことを最大の目的として活動しています。

一方で企業は経済的利益を最優先しており、いかにして黒字を生み出すかに力を入れて事業を行っているはずです。

まとめると

NPO=社会課題の解決を最優先。そのために事業を行う。

企業=経済的利益が最優先。そのために事業を行う。

という事業の目的に違いがあります。

ですが、近年では単にお金を稼ぐだけではなくビジネスを通して社会貢献しようと「企業理念」をかかげる会社もでてきています。

そのため、この点においてもNPOと企業で重なる部分が出てきています。

最大の違いはお金にならないことを事業にできる

では、どこが大きく異なるのかというとそれは意志決定の仕方にあります。

企業がいかに社会貢献を理念にかかげようともやはり最終的には経済的利益は重要です。

例えば新しい事業を企画したけれど「採算が取れない」と判断された場合、その事業から撤退する決定をするでしょう。

しかし、NPOは違います。

採算が取れない事業でも社会課題の解決に有効である場合、そこに取り組むという意識決定をすることがあります。

では、資金はどうするのか?というとそこで寄付を集めるのです。

ここに最大の違いがあります。

例えば「仕事に就けてないホームレス」や「アルバイトしかできない片親家庭」を対象にNPOは事業を行います。

企業はこうした人を対象にした場合、お金を得られず事業として成り立たせることができません。

しかし、NPOにはそれができます。

NPOはお金がついてこない層にも手を伸ばして事業を行うことができるのです。

もしNPOが存在しなければ社会の中で無視され見捨てられてしまう人々が多く出てくるはずです。

ここにNPOの存在価値があるのです。







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