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いしいたけしのブログ

スラム出身!マニラ新市長のイスコ・モレノの大改革に期待!?

投稿日:2019年8月2日 更新日:

スラム出身異色の経歴を持つマニラ新市長

2019年7月フィリピンの首都マニラで新市長が誕生しました。

彼の名前はイスコ・モレノ。彼の経歴がものすごい!

イスコ・モレノ新市長は1974年にマニラ最貧地区のトンドで生まれました。

彼の家庭も当然貧しく、10歳からリサイクル可能なゴミを拾い集めて売り生活費の足しにしていました。

またレストランのゴミ箱をあさって残飯を食べてお腹を満たしていたこともあったとのことです。

高校に入ってからも貧しかったのでぺディ・キャブ(サイドカー付きの自転車タクシー)を走らせて、1日100円~200円を稼ぎ学費や生活費の足しにしていました。

そして、19歳のときに彼の人生が変わります。

ある日、食べ物を目当てに近所のお葬式へ参列したとき(フィリピンのお葬式はオープンで周辺住民も参列できてしまう。)偶然その場にいた芸能関係者の目に止まりスカウトされたのです。

若い頃はめちゃめちゃイケメンだったのこと!

スカウトされてからイスコ・モレノはテレビ出演、映画出演…とまたたく間にスターダムをかけあがりました。そして人気絶頂の23歳のときにある決断をします。

それは芸能界を離れ政治家になることでした。

自分が育った貧しいスラムの悲しい状態をそのまま放っておけなかったからだそうです。

そしてついに、44歳でマニラ市長まで上り詰めたというわけです。

ものすごい大逆転サクセスストーリーですよね!

改革!マニラの大整備!?

マニラには以前から路上に無法状態で露店、違法廃棄物、建設物が並んでいました。

それが道を塞いで渋滞の原因になったり、安全管理が十分にできていないなどの問題がありました。

そこでイスコ・モレノがマニラ市長になって行ったのがマニラの大整備。

例えばこちらはカオスなマーケットで有名なデビソリアでの露店の大解体。

デビソリア以外でももちろん。

急な撤去作業なので市長が自ら現場に足運び市民に説明をしています。

マニラがこれまでいかにずさんな町づくりだったかがわかります。

ちなみにこちらが大改革の成果、デビソリアのビフォー・アフター。

この違法露店はマフィアとのつながりが疑われており、政治家が解体を見逃すために裏金が動いていたと言われています。

そこにもメスを入れたことになります。

しかし、こういうときに一番被害を被るのは社会的に弱い立場にいる人たち。

違法露店にいる人たちも他に仕事がないからそれをしてるわけで突然仕事を失うことになります。

そして、家を失う人たちもいます。

ある家族は不法投棄されていたジープニー(乗り合いバス)を住処にしていたところ、撤去のために追い出されてしまいました。

こうした町の整備は犯罪の軽減、流通の改善、貧困地区のイメージの回復を目的としてるとイスコ・モレノ市長は言っています。

ただ貧しい人たちが身を切ることになってしまっている現実もあります。

これだけではない改革

ただイスコ・モレノ市長の政策はもちろんこれだけではありません。

・マニラ独自の市民への現金支給(国が行う貧困世帯への現金支給は既にある)

・市長直通のホットライン開設

・観光地及び歴史遺産としてのマニラの再生

など様々な点からマニラ改革を行おうとしています。

フィリピンの多くの政治家はエアコンの効いた室内でのうのうとしてる人が多いですが、現場主義の彼は本物かもしれないと思わせるところがあります。

まだまだこれから先どうなるかはわかりませんがこの市長には貧困解決含め期待したいところです!







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