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いしいたけしのブログ

「ミャンマー・モゴックのルビーに隠された真実」貧困と命をかけた児童労働

投稿日:2019年7月13日 更新日:

あまり知られていませんがミャンマーは様々な宝石が採れることで有名です。

なかでもMogok(モゴック)という町は別名「ルービーランド」というくらいルビーがたくさん採掘されています。

先日、ミャンマー・モゴック出身の友人からこのルビーについての話を聞きました。

そこには知られていないルビー採掘に関する隠された真実がありました。

命がけのルビー採掘

この動画はyoutubeにあるモゴックの紹介ムービーです。

アドベンチャー感ある音楽とともに良い感じで作られていますが、1分33秒辺りからルビー鉱山の現実が垣間見えます。

ドリルを素手で支え、爆薬も素手で作成…3分8秒辺りでは採掘のために深く深く穴が掘られているのがわかります。

この穴は10メール以上にもなるそうです。

ほとんどの人たちが素手ではだしという軽装で作業しています。

穴に入っていくのも軽装で命綱もつけないそうです。

モゴックの友人の話では日々傷は耐えないし、穴に落ちて大怪我することもあったそうです。

また知り合いが作業中、崩落事故で生き埋めになり命を落としたりとかなり危険な仕事だと話していました。

最近でも崩落事故で2名が亡くなったというニュースがあがっています。

子どもたちも働き手に

多くの子どもたちもこの採掘現場で働いています。

最初は比較的簡単な水を使った原石探し、少しずつ慣れてくると15歳くらいからは採掘穴の中にも入っていくそうです。

ミャンマーの地方では教育は行き届いておらず、家から学校があまりにも遠いため学校に通っていない子どもが多くいるそうです。

また例えば学校に通ってがんばって卒業したところでこの町にある主な仕事は鉱山での仕事だけなんだそうです。

得られるのはわずかな収入

鉱山での仕事は月曜日~土曜日、朝から暗くなるまで1日10時間ほど働くそうです。

そして基本的に多くの労働者は会社から雇われているわけではないので、見つけた宝石の原石を買い取ってもらうことで収入を得ます。

そのため1日働いても原石が採れなければ収入は0。

一番稼げなかったときは1週間で0円ということもあったそうです。

逆に一番稼いだときは1日で約7000円を手にしたとのこと。命をかけて日々働いているのにほんとうにわずかな稼ぎです。

日本にも多くのミャンマー産ルビーは輸入されておりその価格は数万円~数十万円とかなりの高額で売られています。

ネット上でもたくさん売買されているのがわかる。

しかし、最も苦労している現場の労働者が得られる収入はわずかなのです。

世界に多く存在する隠された真実

近年、アフリカで採れるレアメタル、ゴールド、ダイヤモンドなどが貧困、人権侵害あるいは紛争を生みだしていると話題になっています。

しかし、それだけでなく世界にはまだまだ隠された真実があり、その犠牲の上に日本のような先進国の生活が成り立っているのがわかります。

このミャンマーのルビーのように、たくさんの犠牲を生んで作られるダイヤモンドに着目した映画「ブラッドダイヤモン」はその現状をリアルに描いています。

 







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