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いしいたけしのブログ

初めてのクラウドファンディングで成功!280万円達成した話!

投稿日:2019年4月7日 更新日:

フィリピンでNPOの代表をしています。いしいたけし@kuya_takeshiです。

僕は2018年に独立し、NPO法人Home for Hopeを創業しました。

創業に際して当然まとまったお金が必要なわけで、僕はそのお金をクラウドファンディングで集めることにしました。

結果は

第一目標だった100万円を9日間で達成

最終目標だった200万円を45日間で達成

最終的には48日間で182人から2,858,500円のご支援をいただくことができました。

ということで今回はその道のりを紹介していきます。

自前でクラウドファンディング!

クラウドファンディングをする場合Camp FireReady forなど既存のプラットフォームを一般的には利用しますが、僕は自前でクラウドファンディングを行いました。

どういうことかというと…

既存のプラットフォームを利用した際に活用できるサービスとして

・クラウドファンディングサイトを簡単に作成できる仕組み
・決済サービスの利用(クレジットカード、銀行振り込み、コンビニ払いなど)
・クラウドファンディングの会社が持つブランド力や広報力
・クラウドファンディングの会社からの企画実施サポート

などがあります。が、僕はこれらを利用せずに基本的に自分で行ったということです。

理由は簡単で、既存のプラットフォームを利用しないことでサービス利用手数料12%ほどを抑えることができるからです。

ちなみに僕は特別なスキルがあったわけでもなく、ただクラウドファンディングの実行に時間を割いたというだけの話です。なので、自由に使える時間がある人はトライしても良いと思います。

100万円集めたら手数料が12万円ですからね。「自分で手を動かして12万円の稼ぎを生み出すんだ。」と考えれば良いわけです。

それでは下記にどうやって自前でクラウドファンディングをしていったかということを書いていきたいと思います。

クラウドファンディングに向けた準備

お金(寄付)を集めるためには、当然ですがお金を受け取る窓口を準備をする必要があります。

そこでまず団体銀行口座の開設とクレジットカード決済サービスの導入をしました。

任意団体として銀行口座開設

このときはまだNPO法人格をとっておらず任意団体としてみずほ銀行で口座を開設しました。

口座開設に必要なものは

・代表者印鑑(個人のものでOK)
・団体運営規約
・団体名簿

規約は簡単なもので大丈夫でしたし、団体名簿には両親の名前を記載しました。

参考までにSampleを下に載せておきます。

sample団体規約及び会員名簿

これを持って窓口の方に相談に行けば申請用紙を出してくれます。

あとは銀行員さんに教えてもらう通り手続きを進めていくだけ。口座開設は簡単にできました!

ちなみに申請から口座開設までには審査があり1週間ほど時間がかかりました。

クレジットカード決済の導入

クレジットカード決済サービスは色々な会社がNPOや社会活動をしている団体向けに簡単かつ安く使えるものを用意してくれています。

こちらのサイトを参考にしてみてください→NPOが使える決済フォーム12選

"NPOが使える"とありますが団体規約等があれば法人格未取得でも使えるサービスも多いです。

僕は決済サービス料が安く審査も早くて簡単という所からアナザーレーンを利用することにしました。

こちらも"NPO法人向け"とありますが法人格が未取得の時点でも審査を通れば利用可能でした。

ただアナザーレーンサイトへの埋込(下の画像のやつ)を自分でやらなければいけないのでそれが少し大変でした。

あくまでも主観ですが、決済ページ作りの簡単さで言うとCongrantRobot paymentが使いやすいと感じました。

ちなみに審査には

申込書(会社側から受け取る)、身分証明書のコピー、活動計画書(あるいは活動報告書)、団体規約及び会員名簿、ウェブサイト

が必要でした。ということでこちらの申請と同時にウェブサイトづくりもはじめました。

ウェブサイトづくり

寄付を受け入れ準備と同時にクラウドファンディング用のウェブサイトづくりをしました。

ワードプレスなどで0からサイトを作った経験がなかったので無料で利用できるウェブサイト作成サービスを利用しました。

これも色々なサービスがあるのですがデザイン性とシンプルな操作性重視でAbema Owndを利用しました。とりあえずやってみたら試行錯誤するうちに誰でも使えるようになるくらい簡単なのでおすすめです!

作成したサイトに上書きして現在のサイトを作ってしまったので過去のものが残ってないのですが…

参考までにこういう感じでした。

サイトのトップには寄付の進捗状況がわかる画像を置きました。こちらはイラストレーターを使って作成しました。

リターン(お返し)も用意して、リターン一覧とそれぞれの支援者数も更新して記載できるようにしました。

このリーターンの表はトップページの下の方に置きました。

ウェブサイトはページ数でいうと3ページほどでシンプルなものでしたが、プロジェクトの顔なのでかなりの時間を費やしました。

特にサイト内の文章の作成に時間がかかりました。なるべく簡潔にわかりやすくということを意識しました。

ちなみにこのサイトは毎日情報更新をしました。

イラストレーターで寄付額、達成率、残り日数、リターンの人数などについて情報を更新していく形でした。

クラファン達成のためにやったこと(やるべきこと)

ここからはクラウドファンディングの目標達成のためにやったことを紹介していきます。

寄付を集めるために本格的にやったことです。

これからクラウドファンディングに挑戦する人がやるべきこととして読んでもらっても大丈夫です。

カウントダウン

クラウドファンディングの開始を2018年5月18日に設定し、1週間前からより多くの人に認知してもらうためにカウントダウンをしていきました。

SNSを使ってこんな感じでやりました。

7日前、5日前、3日前、1日前と投稿していきました。

「なにかはじまるんだ!」というわくわく感!

あるいはそこまでいかなくても「なんかはじめるんだな。」という認知がされることを目指しました。

イベント開催

クラウドファンディングを成功した大きな要因のひとつはイベント開催だったと思います。

前職のNPOを退職直後の事業立ち上げだったので「壮行会」という形で前職スタッフに協力してもらいイベント開催をしました。

実施が壮行会の5月19日開催だったので、クラウドファンディングの開始をイベント前日の5月18日にしました。

壮行会に参加してもらったらそのまま支援してもらえるようにした形です。

ただし!誰もがこういう会をクラウドファンディング実施の際に行えるわけではないと思います。

でも、どんなイベントでも良いと思います!

「俺これから事業はじめるんだよ。話聞いて欲しいから是非来てよ。」的な感じで飲み会をするのでもOKだと思います。

もっと単純に仲間をたくさん集めた飲み会でもOKでしょう!

その中で自分の近況報告をしながら「なぜ事業をはじめるのか?」「なにをするか?」そして「クラウドファンディングもやってるからもし良かったら見てね。」とサイトのURLをLINEとかで送ればOKです!

最後にクラウドファンディングの話を持ってくることで「金欲しいって落ちかよ。」って思われそうと気になる人は、最初に「このサイトに情報まとまってるんだけど」と先に情報として共有してしまうのもありです。

10人の飲みを5回やれば、50人。

それが10回できれば100人ですね。

直接話しをすれば3割くらいの人は応援してくれると思います!

ちなみに僕の場合は壮行会には約130人以上の人が参加してくれました!!

前職が1年で100人以上の学生ボランティアと関わる仕事だったこともあったので、出会いに恵まれました。

壮行会後にご寄付をたくさんいただいたことはもちろん。

壮行会に参加した人たちがSNSで「壮行会行って来たよー!」と拡散してくれた人もいました。

個別アプローチ

「いままでの仕事を退職し、新しく事業をはじめます。これまでありがとうございました。」

という挨拶と感謝に加えて、クラウドファンディングサイトのURLを添えてもし良かったら応援してください。

という内容のメッセージをメールはもちろんLINEやFacebookメッセンジャーなどで多くの人に送らせていただきました。

上記の壮行会に来てくれた人にも全員に参加のお礼に合わせて「クラウドファンディング改めてお願いします。」と個別で連絡をさせてもらいました。

全部で300人くらいには個別で連絡したかと思います。

こういう個別連絡も結構大事です!

SNSの活用

すでにいくつか書いてきましたがSNSの活用もしました。

クラウドファンディング開始までのカウントダウンはFacebookだけでなく、インスタグラム、ツイッターを利用しました。

またクラウドファンディングの集まりの進捗がわかるようなサイト作りにしたので、それを活かして寄付の集まりに合わせて情報発信をしていきました。

例えば50万円集まったとか、100人にご支援いただいたとかそういうタイミングです。

こんな感じです。200万円超えたとき!!

ちなみに僕はSNSの中でもFacebookに力を入れて発信しました。

というのも僕の場合は壮行会に来てくれた人など多くの応援してくれるであろう知り合いがいて、その人たちとは主にFacebookでつながっていたからです。

その人たちこそが事業を応援してくれる人になるだろうと考えその人たちに届くようにメッセージを発信したかったからです。

ツイッターやインスタグラムは不特定多数の顔の見えないつながりが多いので拡散力は強いけれども、より顔の見えるつながりのあるFacebookでの発信に一番力を入れました。

クラウドファンディング成功のために大事なこと

最後にクラウドファンディングを実際にやってみて大事だなと感じたことをまとめておきます。

自分を支援してくれる人は誰か?

ここまでに色んなことを書いてきましたが、僕がクラウドファンディング成功のためにまず最初にしたことは誰が自分を支援してくれるかを考えることでした。

もちろんとにかく広くたくさんの人に支援してもらうのが一番ですが、それだと「発信する情報の中身」も「使用する情報発信ツールの選択」も曖昧になりがちです。

そこで誰が自分を応援してくれる人なのかを考えて、その人たちを思い浮かべながらSNSやウェブサイトでの情報発信をすることにました。

SNSもFacebook、ツイッター、インスタすべてに労力を割くのではなくある程度絞って行った方が効果的でした。

僕の場合は個人のつながりで応援してくれる人が多いだろうと考えていたので、なるべく自分の思いや考えを届ける形で情報発信をしました。

自分の強みを活かす

クラウドファンディングには色んな方法を使い目標達成を果たすことができると思います。

お礼であるリーターンを充実させたり、SNSをフル活用してインフルエンサーにも拡散協力してもらったりなど…そしてどの手段が自分の強みを有効活用できるか考える必要があります。

僕の場合は前職のつながりから支援事業に理解のある知り合いが多くいた=応援してくれる可能性のある人たちが周囲にたくさんいる

という背景があり、そこが僕の強みでした。

もちろん人によってその強みは違うと思うのでクラウドファンディング達成のために活かせる自分の強みを認識してうまく活用できると良いと思います。

丁寧な個別アプローチ!

最後は丁寧な個別連絡ですね。

「クラウドファンディングを支援してください!」

ということよりも、僕の場合は退職というタイミングだったのでこれまでの感謝に加えて「これからこういう事業を始めます!」という形で多くの人に連絡させてもらいました。

新しく始める事業もいままで多くの人に支えてきてもらい、そこでたくさんのことを学ばせてもらったから立ち上げていけるわけでその感謝の思いを大事にしました。

そんな思いを伝えるくらいの関係の人たちはほとんどの人が支援してくれる可能性のある人たちで、結果的にそこから多くのご支援が集まりました。

ということで僕がクラウドファンディング達成までにやってきことについて書いて来ました。

これはあくまでも僕がやってきたことなのでクラウドファンディングに挑戦している方に良ければ参考にしていただければと思います。







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