フィリピン地方都市&田舎生活、NGO運営、独立、国際協力、フィリピンたび

いしいたけしのブログ

NGO職員から独立し、事業を立ち上げた理由ー与えられた人生をどう使うかー

投稿日:2018年11月7日 更新日:


フィリピンの田舎まちで独立しました。いしいたけし@kuya_takeshiです。

こちらは自己紹介投稿第二弾です。第一弾ももし良かったら合わせて読んでください。

真面目な自己紹介~僕がフィリピンで働きはじめた理由~

最初の仕事はゴミ拾い!?

大学を卒業してすぐにフィリピンの児童養護施設を支援するNGOのスタッフとなり3年間住み込みで働きました。

施設には貧困、親からの虐待、育児放棄など様々な事情により家族と一緒に暮らせない子どもたちが生活しています。

僕がいた施設はフィリピンのド田舎にあり大自然に囲まれています!

また主な事業として海外ボランティアプログラムの実施もしており、大学生を中心とした20名ほどの日本人参加者を引率するプログラムコーディネーターも担っていました。

なにかできることがあるなら子どもたちのために自分の人生を使いたい。

そう思ってフィリピンに来て続けたこの仕事。

最初は与えられた業務しかできず、直接的に子どもたちの力になれない自分に腐りそうになりながらもやれることならんでも良いからやろう!!

と施設内のゴミ拾いや掃除からはじめました。

毎日ゴミ拾いを続けて2週間ほどがたったとき、いつもゴミをポイ捨てしてる男の子が僕の姿を見て「ありがとう。」と笑いかけてくれました。

そして、翌日には一緒にゴミ拾いをするようになったのを良く覚えています。

子どもの成長に関われる喜び

僕は直接子どもたちに指導をする立場ではなかったのですが、空いてる時間を使い子どもたちと関わることを大事にしつつ組織運営に関わることで子どもたちの成長を身をもって感じることができました。

元々路上で物乞いをしていた子たち。

彼らがすくすくと育っていく場に関われる喜びは純粋に幸せなことでした。

誰かの幸せに関われることは人を心から幸せにしてくれることだと身をもって知りました。

自分だからこそできることはなにか

大学卒業前、つまりフィリピンで働きはじめる前に

10年後に自分の力で0から1を生み出せるだけの力を身につけよう。

という思いを漠然と抱いていました。

本当に社会の力になるためにはいま世の中にないものを1つでも生み出すること。

そうすれば、どんなに小さくとも社会にとって確かにプラスになるだろうと考えていました。

ただこの思いは仕事の忙しさから意識することが日に日に少なくなっていました。

NGO職員としての仕事に喜びはありましたが日々の業務の多さに忙殺されていました。

今に精一杯で未来のことは思考停止…。

しかし、アラサーになった頃。28,9くらいかな?

仕事にも慣れて余裕ができて来たのか、忘れてた思いが自分の中に蘇って来ました。

0からなにか新しいことを生み出す!

じゃあ、自分だからこそできること、生み出せることはなんなのか?

そう考えるようになりました。

子どもとの関わりの中で見つけたもの

そんなことを考えていたとき、フィリピンの子どもたちが成長していく姿を見ていてふつふつと思うことがありました。

子どもたちは18歳、早ければ15歳前後で施設を出て自立していくことになる。

厳しい貧困社会のフィリピンで家族の助けもなく。自分の力だけで。

そのため施設を出ていった子の中にはうまく社会に馴染めずにまた貧困状態に戻ってしまう子もいる。

いま社会の中でもがいてるんだよなー。

なにかできないだろうか?

そして決定打となったのは施設にいるひとりの子が僕に言った一言でした。

「私たちはこの施設を出たらどうなるの?誰が私を支えてくれるの?」

そしてこの言葉を聞いたときから10年ここで働き子どもたちと関わり続けた自分だからこそ、なにかできることがあるんじゃないか。

そう考えることが多くなりました。

与えられた人生をどう使うか?

僕はフィリピンで生活する中で人生は自分で選び抜いて進んできたものではなく、すべて与えられたものだと考えるようになりました。

フィリピンにはゴミ捨て場で生まれ

そこで育って一生を終えていく人がいます。

産まれたときから路上生活をしている子どもがいます。

人はいつどこで誰のもとに産まれるかを選べません。

人生の中で起こる選択も「誰かに教えてもらったこと」か「偶然出会ったもの」からしかできません。

つまり人生は与えられたもの中から選ぶのみです。

僕の人生には

・フィリピンでの子どもたちの出会いが与えられました

・NGOで働くという道が与えられました

・子どもたちが持つ将来への不安を知る機会が与えられました

・日本という豊かな国での何不十分のない暮らしが与えられました

じゃあ、この与えらえたものをどう活かすべきなのか?

そう考えたら

フィリピンの子どもたちの将来を支えるために与えられたんじゃないか

じゃあ、それを形にしようと思うようになりました。

なぜ独立か?

独立しなくても組織の中でできたのでは?と言われることがあります。

ですが自分の思いを形にするためには独立が一番の近道だと考えました。

NGOはもちろんやりたいことを仕事にするための選択肢のひとつです。

とは言え組織のなかで決定したことにしか従事できないし、組織を守るためにやるべきこととやらないことを判断する必要もあります。

忙しい既存業務の中で新しい事業を起こすことも難しいという現実もあります。

そうすると自分のやるべきと思えることを実現させるめには独立という決断になりました。

使命感や義務感ではない

「自分がやるべき」というと使命感や義務感みたいな感じのように思えますが、自分が人生を通してやるべきと思えることに出会えることはすごく幸せなことだと思っています。

みんなそれがわからずにどう生きるのが幸せか迷ってるのが現実ですよね!

独立して立ち上げた事業は自分にとって「やるべきこと」であり、素直に「やりたい」と思えたことなんです。

そう思うとなんか良い人生だなと自分で感じています。







-自己紹介

Copyright© いしいたけしのブログ , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.